リエゾンオフィス・ウェブアクセシビリティ講座の2003年のスケジュールを見ていただければわかる通り、今回(12月12日)の一般公開講座は、一連のウェブアクセシビリティー講座における、一応の締めくくりという位置付けになっている。
私は、初回(9月26日)の一般公開講座には参加したもの、それ以外の催しには、時間の制約上全く参加することができなかった。
今回の一般公開講座の構成は、3人の講師によるリレー形式のお話と、最後に参加者全員によるトークセッションという形式で行われた。講演の内容については、非常に多岐に渡っており、まとめるのが困難なので、今回は「パス1」ということで・・・・。
筆者個人が特に目新しく感じ、強く印象に残った項目についてのみ、それぞれの感想を述べるにとどめることにします。
インターフェイスとは、簡単に言うと「モノ」同士、もしくは「モノ」と「ヒト」を結びつける際の接点、もしくは仲介する働きをする物の総称です。人間同士の場合には、あまり使いません。
普段我々がこの言葉を口にする際は、たいていは限定された場面で、非常に細かいチマチマとした事を考えることが多いのですが、竹村先生のお話は非常にスケールの大きい、楽しいものでした。
日本語には、読み方の非常に難しい漢字があり、自分で調べようとしても、まず読み方がわからなければ、正しい読み仮名はもちろん、その言葉の意味すらもわからない場合がある。これは、外国人(留学生)等において、一種のデジタルデバイドになっている。もしもそのような漢字に、ルビが振ってある事によって、そのような問題を回避できる場合もある。
確かに、読み方の難しい漢字には、ルビが振ってあるほうが親切だ。特に京都の地名などは、地元の人間でもほとんど読めないような難しいものもある。
確かhtmlにもルビを振るための要素があったような、無かったような・・・<RUBY>だったか、<RB>だったか・・・いずれにしても、記憶の片隅に何となく存在するだけで、実際に使った経験が一度も無いので、上手く思い出せずに悶々としていた。
というわけで、早速家に帰ってから調べてみました。
ルビを振るための要素タイプは、正確にいうとhtmlではなく、XHTML 1.1にある。(詳しくはRuby Annotationモジュール内田明氏日本語訳参照)
<RUBY>という要素がそれにあたる。
最も単純な使い方は、<RUBY>と、ルビベース<RB>、ルビテキスト<RT>という2つの下位要素を使ってマークアップする方法。以下にソースと実装例(あなたが今利用しているブラウザでの表示)を示す。
デジタルデバイドをめぐる<RUBY><RB>国内外</RB><RT>こくないがい</RT></RUBY>の<RUBY><RB>製作環境</RB><RT>せいさくかんきょう</RT></RUBY>
デジタルデバイドをめぐる
この<RUBY>要素を利用するためには、XHTML1.1の文法を用いる必要があるが、インターネットエクスプローラー(V5以降)の場合、たとえDTDでhtml4.01の宣言をしていても、バシバシ、ルビを振ってくれるようだ。